習学

本名敏行、1968年から1978年まで画家の三浦勉先生に絵画を学んだことがアートの素養になる。また書道家であった父田中大泉 ( 秋津書道、筆禅道 ）に幼年より書を肌で学んだ。

1978年東京立芸術高等学校美術科洋画コース卒業後、考えるところあり大学には進まず、美学校で油彩画を学び現代美術に触れる。ヒッチハイク、自転車、徒歩等で国内を旅する。父の勧めで大森曹玄老師に禅と書を習う。パフォーマンス活動を始めながら舞踏青龍会（原田伸雄主宰） に1981年から1984年まで参加、踊りの稽古に入る。

1986年、佐々木正則先生（整体指導室 守破離）のもとで整体法を学び始め、1988年より野口裕之先生のもとで動法の稽古に入り、その技法による身体芸術の研究を始める。

1989年より観世流銕仙会の小早川修先生に能の謡いと仕舞いを学び現在に至る。

1994年身体教育研究所（公益社団法人整体協会）の動法教授資格員となり、同年サンパウロに移住後すぐに定期的に稽古会を開く。

パフォーマンスアーテイスト。風楽主宰、風の庭プロジェクトのコーディネーター。１９６０年東京生まれ、７８年東京都立芸術高等学校美術科を卒業後、美学校で現代美術に触れる。その後８０年代日本アンダーグラウンドシーンで活動する。１９９４年ブラジル移住。主にユニット風舞妙韻で公演活動するほか映画、オペラ、アートフェステイバルに参加する。身体教育研究所(公益社団法人整体協会)の動法教授資格員として稽古会を開催、サンパウロカトリック大学の芸術学部身体芸術コースで二十年間教鞭をとる。