イヴェントのお知らせ
本年25周年を迎えるユニット風舞妙韻は、記念イベントとして主要な最初と最後の二つのパフォーマンス作品 風織り、すべての葉が散るときにII のヴィデオ公演と、それについての公開トークをオンラインで行います。
すべての葉が散るときにII
流れゆく雲の合間に日の光
シサ大野の2021年に発表されたヴィデオパフォーマンスの続編です。
テーマは無常そして身体に移ろう季節。自身の同名の本から空に因む俳句を選び、書、衣装、演出、動き、声をパフォーマンス風楽へ展開させています。
風織り
この一日が旅となる
生きることが 素晴らしい旅となる
その出発を 静かに祝おう
1997年に田中トシがユニット風舞妙韻の第一作として室野井洋子(1958 - 2017) のコラボレーションを得てブラジルで制作。今回のヴィデオパフォーマンスは彼女への追悼の意を込めています。
テーマは旅立ち、それは自らの力で生き抜く覚悟。自身のユーラシア大陸単独自転車横断行の経験(1986-88年)をもとに場面を構想しています。
またウェブドキュメンタリーをヴィデオのアンドレ・メネゼス、写真のアルベルト・ルフェーブル、グラフィックデザインのラファエル・ミヤシロとの協力によって制作しました。
イベント期間中、ユニット風舞妙韻の全作品の記録動画クリップ(公演とレクチャーなど)を、自由選択でアクセスできるようになります。
また二つのオンライン作品のプログラムもポルトガル語と日本語の別ヴァージョンで御覧になれます。
これら全てのアクセス先
無料
なおこのプロジェクトはサンパウロ市第29回ダンス振興プログラムの助成を受け実現しました。